歯科検診の重要性 Vol.1 ～歯科受診率の現状～

こんにちは

久喜市の南栗橋歯科クリニックの院長　志水大地です。

南栗橋歯科クリニックのホームページのブログにいろいろなトピックスや患者様からの疑問などを投稿しておりますが、今回は歯科検診について数回に分けてご紹介していきたいと思います。

そもそも、このホームページをご覧になって歯科検診のブログをお読みなる皆様は今現在、お口の何らかの御興味をもっていらっしゃる方だと思います。

すなわち、現在南栗橋歯科クリニックに受診されている方やこれから歯科検診を受診されたい方などがほとんどではないでしょうか？

そんな皆様に是非お願いがございます。

周りの大切な方々がしばらく歯科検診など歯医者に行ってない方がいらっしゃいましたら

是非、受診をしていただきたいのです。

それくらい定期的な歯科検診は大切なのです。

後日、ご紹介いたしますが先日、国会でも歯科検診の重要性が議論され安倍総理がお口の健康は全身の健康に寄与するとはっきりと答弁されています。

まさに、国を挙げて口腔内の健康を促進するため歯科検診の推進を図っています。

歯科検診は現在、高校生までは義務化され学校検診として行われていることが多いと思いますが、それ以降はどうかというと各都道府県や自治体、歯科医師会によって年に1回の無料検診や10年に一回の検診など、バラバラなのが現状です。

ここで皆様に質問です！

一年に一回、歯科検診を受診する人は20歳以上の方でどのくらいだと思いますか？

答えは約半分です。

一年に一回は歯科検診を受診しましょうと言いながら現実は半分しか受診していないのですから、どおりで成人の約70％が歯周病で虫歯もそんなに減らないわけです。

私たち久喜市の南栗橋歯科クリニックをはじめ、すべての歯科医院、歯科医療従事者が反省をすべきことは、そういった情報や啓蒙活動が十分ではないことです。

ご自身の歯で一生おいしい食事をすることは健康寿命を延ばすうえでとても大切なことです。

老人ホームや施設を利用されているお年寄りの一日の一番の楽しみはお食事だそうです。みんなでお話を少ししながらおいしいものを食べて食卓を囲むことが何よりもうれしいということです。自然に笑顔にもなります。すべてはお口に関することです。

南栗橋歯科クリニックでは、そんな皆様の健康にお口を通して寄与することを大切に歯科医療に取り組んでおります。

今回、歯科検診について一回目をお話しましたが次回からは少し掘り下げて発信したいと思います。

重ねてですが、このブログをお読みになった方の周りの大切な方がしばらく歯科検診に行かれてない場合は、是非勧めてください。

宜しくお願い致します。