
非歯原性歯痛について
歯のコラム
2018/10/30

■この記事の監修者
志水 大地
経歴
- 2007年3月 明海大学歯学部歯学科 卒業
- 2007年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 臨床研修医
- 2009年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 レジデント
- 2011年3月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 退職
- 2011年4月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 勤務医
- 2015年3月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 退職
- 2015年4月 医療法人隆聖会 吉見歯科春日部診療所 院長就任
- 2017年2月 医療法人隆聖会 吉見歯科·口腔外科クリニック 院長就任
- 2018年6月 医療法人隆聖会 退職
- 2018年11月 南栗橋歯科クリニック 院長、開設管理者就任
- 2021年4月 南栗橋歯科クリニックを法人化し、医療法人社団SDY 理事長就任
所属機関
- 日本口腔インプラント学会
- 日本口腔顔面痛学会



こんにちは
久喜市にある南栗橋歯科クリニック院長の志水大地です。
みなさん、非歯原性歯痛という言葉を聞いたことがございますか?
あまり聞きなれない言葉ですよね。
非歯原性歯痛とは歯が原因ではないのに歯が痛いと感じてしまう病気のことです。
一般的に虫歯や歯周病などによる歯の痛みは歯原性歯痛と言います。
これは歯医者さんで通常行われている診療です。虫歯を削って詰める、被せる、歯周病の細菌を除菌する、歯ブラシの当て方を確認する、歯石を取るなどが主な治療内容です。
それに対し、非歯原性歯痛
これらの原因は様々であり、診断に苦慮することが非常に多いです。
歯が原因でないのに歯が痛い、そんな病気本当にあるのかと疑ってしまいますが、本当にあるのです。
例えば、
筋・筋膜性歯痛、これは主に咬む筋肉である咬筋、側頭筋などが痛むことにより関連して起こる歯の痛みです。
顎関節症や、食いしばりを自覚されている方に多く見られます。
他にも顔に分布している神経による歯痛、帯状疱疹後歯痛
片頭痛や群発頭痛に関連する歯痛
狭心症や、心筋梗塞に関連する歯痛
上顎洞に膿がたまる蓄膿症による歯痛
統合失調症による歯痛、悪性腫瘍、側頭動脈炎による歯痛などがあります。
当院の院長は口腔顔面痛学会正会員であり、自身の恩師も口腔顔面痛を専門に治療していたこともあり、たくさんの症例を診てきました。
これらの歯が原因でない歯の痛みはしっかりとした問診や診査をしなければ診断できません。
治療困難な場合にはさらなる高次医療機関を紹介することもできます。
歯が痛いのになかなか治らない
歯医者さんで治療をしているのに一向に良くならないなどの症状がありましたら、一度ご相談ください。
久喜市 南栗橋歯科クリニック院長 志水大地