
小児歯科 ~ 虫歯にならない年齢に応じた考え方 ~
歯のコラム
2018/07/17

■この記事の監修者
志水 大地
経歴
- 2007年3月 明海大学歯学部歯学科 卒業
- 2007年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 臨床研修医
- 2009年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 レジデント
- 2011年3月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 退職
- 2011年4月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 勤務医
- 2015年3月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 退職
- 2015年4月 医療法人隆聖会 吉見歯科春日部診療所 院長就任
- 2017年2月 医療法人隆聖会 吉見歯科·口腔外科クリニック 院長就任
- 2018年6月 医療法人隆聖会 退職
- 2018年11月 南栗橋歯科クリニック 院長、開設管理者就任
- 2021年4月 南栗橋歯科クリニックを法人化し、医療法人社団SDY 理事長就任
所属機関
- 日本口腔インプラント学会
- 日本口腔顔面痛学会



こんにちは、久喜市にある南栗橋歯科クリニック院長の志水大地です。
新学期が始まり3か月半、学校での歯科検診などで虫歯がみつかり、南栗橋歯科クリニック(久喜市 南栗橋駅)を初めて受診される患者様(お子さん)が毎年いらっしゃいます。
大切なお子様の大切な歯が虫歯になってから来院されることは非常に残念です。
南栗橋歯科クリニックでは小児歯科も標榜しておりますが、申し訳ありませんがキッズルームもなく、子供向けのイベントなども現状だと開催していません。
定期的に健診やフッ素塗布に来られるお子さんはいらっしゃいますが、他の年齢層とほぼ同数程度で、目立って多いほどではないと思います。
しかし、定期的に通院してくださるお子さんの半分は虫歯になっていない現状です。
本日はフッ素について簡単にご紹介致します。
最近、市販でも1450PPMのフッ素濃度の歯磨き粉が販売されました。(以前は900PPM程度でした)
当然、小さいうちに親御さんがこの7つの鎖を理解していただく事で、虫歯のリスクを避けることができます。
したがって、当院の歯科医師(歯医者)や歯科衛生士はその知識だけでなく、お伝えする勉強も必要不可欠です。
その前にまず今日は、一般的に言われる小児歯科の虫歯予防の事を簡単にお話しします。
3歳から12歳の間の生活習慣や口腔ケアが全身の健康の基本になると言われています。
この間にはお子さんがご両親のいう事を理解できるようになり、素直に受け入れる時期です。
つまり、この小児の時期に正しい食生活や口腔ケアをお父さん、お母さんが理解し実践することが極めて重要です。
3歳から5歳までは乳歯が生えそろう時期です。
2歳まではご両親が行うブラッシングが殆どですが、この時期になると自分で歯磨きをするようになります。
この時期に大切なのはまずは、自分で歯磨きする習慣を身に付けることです。
場合によって染め出しを指導し、ご自宅でもお子さん自身が磨けてるところ、磨けてないところなどを確認しながらお子さん自身が理解するようにします。
また、甘いものなど、だらだらと食べないように間食等をさせない、回数を決めたり食生活の指導も重要です。
何故、だらだら食べることが良くないかなど、指導を受け実践することが大切です。
当然ですが、お子さんの歯磨きだけでは不十分な時期です。親御さんの仕上げ磨きは必須です。しっかりとしましょう。
また、乳歯が生えそろった歯と歯の間は糸ようじなどで磨くようにするようにしてください。
6歳から7歳の小学校に上がるころには言葉の理解がかなり進んできます。
永久歯も生えはじめる時期になりますので大切な時期になります。
この時期には生えてきた永久歯の磨き方を学びましょう。
一本づつ丁寧に磨く磨き方を指導し実践します。いわゆる一本磨きです。
特に6歳臼歯と言われる第一大臼歯はとれも大切な歯になりますし、生えかけの歯は特に虫歯になりやすいので、一本磨きの習得や食事のコントロールで守るようにします。
まだ、親御さんの仕上げ磨きも必要ですが、お子さん自身にも糸ようじの使い方を指導し実際に使ってもらいます。
歯磨きの大切さと理解させ、関心を持ってもらうことがとても重要です。
8歳から10歳の頃は永久歯への生え変わりが進み、顎の発達など個人差が出てきます。
歯並びにも個人差が出てくるため、お子さんの歯並びに応じた歯磨きがとても重要です。
行動も活発になり手や指も器用になります。
この時期には必ずかかりつけの小児歯科をやっている歯科医療機関(歯医者)のお子さんの歯並びの状態をチェックしてもらい状態にあった歯磨き指導を習得します。
歯磨きが出来てないと虫歯だけでなく歯周病にもなりやすい時期なので要注意です。
また、当然食生活も大切です。
間食等をだらだらとさせないように指導しましょう。
運動が活発になりますが注意したいのがスポーツ飲料などの飲料水です。
市販のスポーツ飲料水は酸性のものが多く糖分が含まてます。
飲み続けるとだらだら間食しているのと変わらないお口の状況になりますので、虫歯になる危険性が高くなります。
出来れば、お茶や水にした方がいいです。
この時期にはなぜ歯磨きが大切なのか?何故、虫歯や歯周病になるのか?
理解ができる時期です。
最後に10歳から12歳の小学校高学年の頃には、自分自信でいろんなことができるようになり、自分自身で行動するようになります。
また、習い事や塾など忙しくなります。
お口の中では第2大臼歯が生えはじめ、第1大臼歯とともに一本磨きを指導します。
この時期には自主的に歯磨きをするように習慣づけます。
歯ブラシだけでなくフロスも自分でできるようにしましょう。
洗面所の鏡や手鏡なども利用して自分の歯を見ながら1本1本大切にしかっりと磨けるようにします。
また、お友達付き合いなどの間食、夜起きている時間が長くなるための夜食などが増えるため食べるものの種類を考える必要があります。
なるべく甘味料や糖分の少ないものを選ぶようにしましょう。
また、よく噛んでお食事をとる事も習慣にしましょう。
以上、年齢的な注意点を顧慮しつつ実践することが、お子さんの時期のみならず一生の習慣や口腔状態を左右することになります。
定期的に小児歯科のある当院、南栗橋歯科クリニック(歯医者)を受診し、今の状態を把握し虫歯予防に努めましょう。
なお当院には女性医師が常駐しておりますので、小さいお子様もご安心して歯科治療やブラッシング指導を受けていただくことができます。
もし女性医師ご希望の患者様やお子様はお気軽にご相談いただければと存じます。
久喜市 南栗橋歯科クリニック院長 志水大地