
歯には寿命がある?寿命を延ばすために心がけることも
こんにちは。久喜市南栗橋、東武日光線「南栗橋駅」より徒歩12分にある歯医者「南栗橋歯科クリニック」です。
「歯の寿命は何年くらいなのだろう?」「年齢を重ねると、いずれ歯は抜けてしまうのだろうか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。永久歯は一度失うと基本的に生えかわらないため、できるだけ長く自分の歯を残すことが大切です。
歯を失う時期は年齢だけで決まるわけではありません。虫歯や歯周病、歯にかかる力、日頃の生活習慣など、さまざまな要因が歯の健康に関係します。では、歯の寿命を延ばすためには、日常生活で何に気をつければよいのでしょうか。
この記事では、歯の寿命を短くする主な原因や、大切な歯を長く使い続けるために心がけたいポイントについて解説します。
歯には寿命がある?

歯の寿命は、一般的な目安として50〜65年程度とされています。
ただし、50〜65年経つと必ず抜けるという意味ではありません。
永久歯は親知らずを除くと一般的に12〜13歳ごろまでに生えそろい、その後は長く使い続ける歯です。歯を失う時期には個人差があり、虫歯や歯周病の有無、日頃のケアなどによっても変わります。健康な状態を維持できれば、70代や80代でも自分の歯を残すことは可能です。
永久歯は失っても新しい歯が自然に生えてくることはありません。今ある歯をできる限り長く残すためには、毎日の歯磨きや定期的な歯科受診によって、虫歯や歯周病を予防することが大切です。
歯の寿命が短くなる主な原因

歯の寿命を左右する要因はさまざまであり、日常生活のなかに多くのリスクが潜んでいます。ここでは、歯を早く失う代表的な原因について解説します。
虫歯
虫歯は、歯垢の中にいる細菌が糖分をもとに酸をつくり、その酸によって歯が溶かされる病気です。初期の段階では痛みなどの症状がほとんどなく、自分では気づきにくい場合があります。
虫歯が進行すると、歯の表面にあるエナメル質から、その内側の象牙質へと広がります。さらに歯の内部にある神経まで達すると、神経を取り除く治療が必要になることがあります。
また、虫歯が大きくなるほど健康な歯の部分が失われます。虫歯が歯ぐきより深い部分まで広がっている場合など、歯の状態によっては治療で残すことが難しく、抜歯が必要になるケースもあるのです。
歯周病
歯周病は、歯垢の中にいる細菌などが原因となって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える組織が壊れていく病気です。
初期には歯ぐきの腫れや出血などがみられることがありますが、強い痛みがないまま進行する場合もあります。そのため、自分では異変に気づきにくいことがあります。
歯周病が進行すると、歯を支えている歯槽骨というあごの骨が少しずつ失われます。歯槽骨が減ると歯を十分に支えられなくなり、歯がぐらついたり、噛みにくくなったりします。さらに進行すると、歯そのものに大きな問題がなくても、歯を残すことが難しくなる場合があるのです。
歯根破折
歯根破折とは、歯ぐきの中に埋まっている歯の根が割れたり、ひびが入ったりすることです。歯の根は目で直接確認できないため、割れていても自分では気づきにくい場合があります。
歯の根が割れる原因は一つではありません。歯に繰り返しかかる力や歯の状態、これまでに受けた治療など、さまざまな要因が関係します。特に神経を取り除く治療を受けた歯では、残っている歯の量などによって割れる可能性が高くなる場合があります。
歯の根が割れると、噛んだときに痛む、歯ぐきが腫れるなどの症状が現れることがあります。割れ方や場所によっては治療で歯を残すことが難しく、抜歯が必要になる場合もあるのです。
歯の寿命を延ばすために心がけること

自分の歯をできるだけ長く使うためには、虫歯や歯周病だけでなく、歯にかかる負担にも目を向けることが大切です。ここでは、歯の寿命を延ばすために、日常生活で心がけたいポイントについて解説します。
しっかり歯磨きをする
歯の寿命を延ばすためには、毎日の歯磨きで歯垢を取り除くことが大切です。歯垢とは、歯の表面に付着する細菌などのかたまりで、虫歯や歯周病の原因になります。
歯磨きをするときは、ただ歯ブラシを動かすのではなく、磨く場所を意識しましょう。特に奥歯の溝や歯と歯ぐきの境目などは歯垢が残りやすいため、歯ブラシの毛先をきちんと当てて磨くことが重要です。
また、歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れを十分に取り除くことが難しい場所です。デンタルフロスや歯間ブラシも使い、歯と歯の間に付着した汚れもしっかり落としましょう。
口の中の状態は一人ひとり異なるため、自分に合った磨き方や清掃用具がわからない場合は、歯科医院で確認してもらうと安心です。
定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける
歯科医院は、歯が痛くなったときだけ受診する場所ではありません。虫歯や歯周病は、初期には痛みなどの症状がほとんどなく、自分では気づきにくい場合があります。そのため、症状がなくても定期的に口の中を診てもらうことが大切です。
歯科医院のメンテナンスでは、虫歯がないか、歯ぐきに腫れや出血がないか、歯垢や歯石がたまっていないかなどを確認します。必要に応じて、歯磨きでは落とせない歯石の除去やクリーニングも行います。
定期的に診てもらうことで、虫歯や歯周病が見つかった場合にも、早い段階で必要な対応を検討できます。
食生活に気を配る
歯を長く使うためには、毎日の食生活にも気を配ることが大切です。特に虫歯を防ぐうえでは、甘いものを食べる量だけでなく、食べる回数にも注意する必要があります。
糖分を含む食べ物や飲み物を口にすると、口の中の細菌が酸をつくり、歯の表面が溶けやすい状態になります。間食を何度もしたり、甘い飲み物を少しずつ長時間飲んだりすると、歯が酸の影響を受ける時間も増えます。
そのため、お菓子などの間食は時間を決め、だらだらと食べ続けないようにしましょう。また、水分補給のたびに糖分を含む飲み物を選ばないことも大切です。
歯の健康だけを考えて食べるものを極端に制限する必要はありません。全身の健康も考え、さまざまな食品を取り入れたバランスのよい食生活を心がけましょう。
歯ぎしりや食いしばりの対策をする
歯ぎしりや食いしばりが続くと、歯に強い力が繰り返しかかり、すり減ったり欠けたりすることがあります。場合によっては、歯の根が割れる歯根破折を起こすこともあるため注意が必要です。
特に睡眠中の歯ぎしりは、自分では気づきにくいものです。また、日中も仕事や家事などに集中しているときに、無意識に歯を食いしばっていることがあります。ふだんから上下の歯が接触していないか意識し、力が入っていたら顎の力を抜きましょう。
ゆっくり休んだり、気分転換をしたりするなど、リラックスする時間を作ることも大切です。
歯や顎の状態によっては、就寝時にマウスピースを使用して歯への負担を軽減する方法もあります。歯のすり減りや顎の疲れなどが気になる場合は、歯科医院で相談しましょう。
喫煙習慣を見直す
歯を長く残すためには、喫煙習慣を見直すことも大切です。たばこに含まれる有害物質の影響によって歯ぐきの血流が悪くなると、歯周病にかかりやすくなったり、症状が悪化したりすることがあります。
また、喫煙している方は歯ぐきの腫れや出血が目立ちにくく、歯周病の進行に気づきにくい場合があります。歯周病が進むと歯を支える骨が減り、最終的には歯を失うこともあります。
禁煙すると歯ぐきの状態が改善し、歯周病の治療効果も高まることがわかっています。歯だけでなく全身の健康を守るためにも、喫煙している方は禁煙について考えてみましょう。
まとめ

歯の寿命は一律に決まっているわけではありません。虫歯や歯周病、歯根破折などが進行すると、歯を残すことが難しくなり、寿命を縮める原因となります。永久歯は失っても新しい歯が自然に生えてくることはないため、今ある歯をできるだけ長く守ることが大切です。
そのためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うだけでなく、食生活や歯ぎしり・食いしばり、喫煙習慣にも目を向けましょう。また、虫歯や歯周病は自分では気づきにくいこともあるため、症状がない時期から定期的に歯科医院で診てもらうことも重要です。
自分の歯で食事を楽しみ続けるためにも、日頃のケアを見直し、気になる症状がある場合は早めに歯科医院へ相談しましょう。
お口の健康を守りたいとお考えの方は、久喜市南栗橋、東武日光線「南栗橋駅」より徒歩12分にある歯医者「南栗橋歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、「治療の見える化」を大切にし、画像を用いた丁寧な説明と治療計画で患者さまに納得していただきながら治療を提供しています。一般歯科だけでなくホワイトニングや矯正治療にも注力しながら、「笑顔の創造」を理念に久喜市南栗橋で口元の美しさと健康を支えています。
当院のホームページはこちら、LINE予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

■この記事の監修者
志水 大地
経歴
- 2007年3月 明海大学歯学部歯学科 卒業
- 2007年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 臨床研修医
- 2009年4月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 レジデント
- 2011年3月 獨協医科大学医学部口腔外科学講座 退職
- 2011年4月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 勤務医
- 2015年3月 医療法人社団康進会 沢歯科クリニック 退職
- 2015年4月 医療法人隆聖会 吉見歯科春日部診療所 院長就任
- 2017年2月 医療法人隆聖会 吉見歯科·口腔外科クリニック 院長就任
- 2018年6月 医療法人隆聖会 退職
- 2018年11月 南栗橋歯科クリニック 院長、開設管理者就任
- 2021年4月 南栗橋歯科クリニックを法人化し、医療法人社団SDY 理事長就任
所属機関
- 日本口腔インプラント学会
- 日本口腔顔面痛学会


