歯周病

南栗橋歯科クリニック

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〒349-1117 埼玉県久喜市南栗橋10-12-60

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歯周病

歯周病治療

久喜市の歯医者で早めの治療を

歯周病

歯周病とは、お口の中の歯周病菌によって歯を支える歯茎(歯肉)や骨(歯槽骨)などの歯周組織が破壊されていく病気です。
歯と歯茎の境目(歯肉溝)の清掃が不十分になると、そこに歯垢が蓄積され、歯肉の辺縁が「炎症」を起こします。痛みはありませんが、放置すると歯肉溝はどんどん深くなり、歯を支える土台(歯槽骨)が溶けて歯がグラついてきます。そして症状がひどい場合、抜歯が必要となるケースもあります。

歯周病と全身疾患との関係

お口の健康が全身の健康へつながります

説明の様子

歯周病は「サイレント・アーミー(沈黙の病気)」とも呼ばれる病気であり、初期段階に自覚症状があらわれにくく、気づかれないまま放置されることの多い特徴があります。
そして、そのまま気づかずにいれば、歯肉は徐々に侵食されていき、全身疾患の引き金になる危険性もはらんでいるのです。
こうした状況を回避するためにも、普段からお口の中をケアしていることが重要になります。歯周病は以下の全身疾患と深い関係性にあることが分かってきています。

糖尿病を悪化させる

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歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与えあっています。近年の研究では、歯周病は糖尿病の合併症である一方で、歯周病が糖尿病を加速させているということも分かっているのです。
ただし、これは同時に、歯周病を治療することによって糖尿病を改善することができるということも意味しているため、両方の症状に悩まされている方は早期の歯周病治療が望まれます。

低体重児早産の危険性が上がる

妊婦

妊娠すると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが体内で多く生成されます(妊娠終期には月経時の10~30倍)。
このエストロゲンは妊娠期に不可欠なホルモンですが、同時に歯周病菌の増殖を促す働きや、歯周組織を侵食する働きも持っているのです。
そのため、妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなります。

さらに、妊娠中の女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険性が高くなることも証明されています。
これは、歯周病細菌が口内の傷などから体内の血管を巡り、胎盤の胎児へと感染することが原因であると考えられています。
妊婦が歯周病を患っている場合、低体重児早産のリスクは通常時に比べて約7倍にまで高まることが分かっています。妊娠中は特に注意を払い、プラークコントロールを行うことが重要です。

心臓病・脳血管疾患のリスクを高める

心臓病

死に至る可能性もある心筋梗塞や脳梗塞。これらの病気は動脈疾患の一つですが、歯周病はこうした動脈疾患のリスクを高める要因の一つになり得ることが明らかになっています。
動脈疾患は、血管内に蓄積されるプラーク(脂肪性沈着物)によって血管が塞がることで「血液供給が無くなる」「血管が破裂する」といった症状を引き起こします。
そして、歯周病菌は動脈硬化を誘導する物質の生成を促すことで血管内のプラークの蓄積を助け、血液の通り道を狭くするのです。
動脈疾患予防のためにも、早期の歯周病対策が大切となります。

誤嚥性(ごえんせい)肺炎を引き起こす

食事をする夫婦

誤嚥性(ごえんせい)肺炎とは、食べ物などの異物が誤って肺に入り込んでしまうことで起こる炎症です。

通常、肺には咳をすることで異物が中に入らないように守る機能があります。しかし、こうした機能は年齢ととも衰えていき、食べ物などと一緒にお口の中の細菌が肺の中へ入ってしまうことがあるのです。
誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であると考えられています。こうした病気の発症を未然に防ぐためにも歯周病の予防・治療が重要となります。

当院での歯周病治療

プラークコントロール

プラークコントロール

プラークコントロールとは、病気を発症させる元となる口内の有害プラークを除去することでお口の中に無害な細菌グループが支配的になる環境を整える、歯周病治療のもっとも基本的な方法です。
プラークコントロールではまず、歯垢・歯石を取り除くお口のクリーニングを行います。その後、初期の治療でとりきれなかった歯周ポケットの歯石を取り除いていきます。

スケーリング・ルートプレーニング

歯みがきの説明

プラークコントロールで状況が改善してきたら、歯周ポケット付近に付着した歯石や汚れを除去するスケーリング・ルートプレーニングを行います。
これに加えて、正しいブラッシングの方法も指導いたします。
歯周ポケットの非常に深い部分に歯石が付着している場合は、歯茎の切開などによって歯石を取り除く必要があります。

手術で歯周病を治す

高い技術を提供する久喜市の歯医者へ

器具を持つスタッフ

歯周病が進行している場合、歯肉の切開を伴う歯周病治療が必要になるケースがあります。歯茎にメスを入れる目的として主に次の3つが挙げられます。

手術の目的
・深い歯周ポケットの内部の清掃
・破壊させた骨や歯周のかたち改善
・再発予防のための歯周の改善

定期検診でしっかり予防をおこないましょう

できるだけ早いチェックをおすすめします

笑顔の親子

進行した歯周病の治療にはある程度の期間が必要となりますが、歯肉炎の段階(歯肉が炎症を起こしている状態)では定期管理によって状態を改善することが可能です。
ある程度まで症状が悪化してしまっている場合は、出来るだけ早めに診察を受け、早期に治療することが大切です。
歯周病は自覚症状の少ない病気のため、心配な方は一度当院で検査を受け、自身のお口の状態をチェックしてみると良いでしょう。

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